寿(ことほ)ぎに続くようで

変換 ~ 写真 002ここ1週間ばかしで、お葬式が続けてふたつありました。鬼籍に入られた方は、お二人とも90歳を幾つか越えた方なので、ご家族は寂しさの中にも、天寿を全うしたと思えるようでした。(合掌)

話し変わって、会葬御礼でいただいてくるのは、昔はほとんどハンカチだったけど、今は、タオルハンカチやふきん。そうでなければ、筆ペンやボールペンに熨斗袋が多いのだけど、以前は、いただいた黒白や黄白の熨斗袋の束の中に、紅白の水引の掛かった熨斗袋が、1~2枚必ず入ってた。お葬式に行った時に手にするので、紅白の水引の熨斗は一見場違いのような気がするけど、鶴亀の模様の入ってない紅白の水引だけが結ばれたシンプルな熨斗袋は、葬儀を出す悲しみや寂しさを、寿ぎにつないでくれそうな気がした。この頃は、仏事の熨斗しか入ってないのがほとんどで、うちでも、確かにお祝いの熨斗袋の出番は少ない。実用一番かもしれないけど、『こういう気遣いいいなぁ~』と、思っていたので、ちょっと残念。しわくせきざいHP

コメント

  1. でびぃ<debby> より:

    前向きの思いが出ている心がけは、しわくさんならでは。会葬御礼に熨斗袋、というのはしわくさんのところでは当たり前なんですね。タオルハンカチは同じだけれど、熨斗袋の返礼は、関東で見かけたことはなく、相棒が関西のご葬儀でいただいてきて、ほぉ~、と思った記憶があります。そんなに大きくない国土なのに、地域差があるから面白い。

  2. しわく より:

    でびぃさん、冠婚葬祭は、地域性が出るから興味深いです。ただ、自宅で行う行事が少なくなりつつある時代の波には勝てず、昨今香川でも、家で葬儀をしなくなり、ほとんどが葬儀社の持つ○○会館みたいなところでお葬式を行います。子どもの頃のお葬式には、湯ダメうどんが付き物だったけど、近頃のお葬式ではトントうどんの姿を見ないのです。時代の流れを感じます。

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