縁は異なもの、味なもの。

横関家 012
先の大安の日に、お陰様でお墓が一つ建ちました。このお墓のお施主様、徳島の温泉に行く度、徳島型(地上式納骨)のお墓が気になって仕方がなかったのだそうです。このお墓、徳島型とは、少し違うのですが、ご要望をお伺いし、使い勝手を考えて、この様式に落ち着きました。で、このお施主様との出会いは、小説でも書けそうな出会いなんです。

うちにお仕事を、ご依頼なさるお施主様は、ほとんどの方が、お寺様や、以前ご用命を受けたお施主様のお知り合い、また、知人・友人の皆様のお知り合いの方がほとんどです。このお墓のお施主様は、私用で大阪まで行ったときの帰りに宇多津駅から事務所までタクシーを使ったのですが、なんと、その時のタクシーの運転手さんなのです。乗車時間10~15分の間に、四方山話をして、事務所に着いた時、徳島型のお墓を見て、『また来ます』と、おっしゃって、その一週間後に、お墓のご相談に奥様と一緒に訪ねてきてくださいました。それから、1ヶ月アレヨアレヨト、お話が進み、ご自分のお墓(寿陵墓)が建つ事になりました。ご縁があったのでしょうし、お墓が建つ時期になっていたのだと思いますが、最初の数分間のタクシーの中での会話だけで、『お墓の依頼をしてもいいだろう』と、私たちを信じていただけて、大変ありがたく思っています。

コメント

  1. しわく より:

    今月の仕事の山を越えて、ホッとした所に頂いた拍手。気持ちが和みました。(感謝)

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