石に彫り込んだ字に

変換 ~ 000図面は真言宗では霊標、一向宗では法名板と称される、お亡くなりになった方の没年月日や年齢を彫り込む石の板です。

昔のお墓は、夫婦や個人ごとに造られていましたが、今は家や家族、みんなが入れるお墓の方が多いです。この石の板、別になくても不都合は無いのですが、出来るだけ多くの人お名前を石に彫りたいと言うときは重宝します。霊標(法名板)に彫る字は一字が2~1.5cm角の字が数多く並ぶのと、石が鏡面仕上のため、日光が反射して読みにくい場合が多いです。なので、お墓本体に色を入れるのはお薦めしませんが、霊標(法名板)には色を入れることを、お薦めしています。先日、霊標(法名板)に入れる色をお施主様にお聞きした所、お孫さんが『ピンク』を希望なさいましたが、その意見は、ご家族に却下され、黒を入れることになりました。昔と比べると、お墓も使い勝手のよいように変わってきていますし、洋墓スタイルを好まれる方も増えてきています。果たしてどこまでしていいのかな?これから、お墓もどういう風に変わっていくのかな?と、考えるケースが増えてきています。なので、お墓に入れる色は、今のところ黒・白・紺・青・金・赤ぐらいですが、今にピンクだの黄色や緑だの入れて欲しいという依頼が来ないとは限らない。その時、目が点にならないように、心の準備だけはしておこう!しわくせきざいHP

コメント

  1. まほろば より:

     おせわさまです。 西讃地方では・・いまだに・・「一向宗」というんでしょうが、なんかね・・、複雑な意味あいがあるようです。 一向宗というのは、「時宗」とか「浄土宗」とかが含まれるとか、「浄土真宗の本願寺派」を意味するとか・・・いろいろと面倒なようです。 ですから・・地元のお客さんとかと世間話程度ならば・・通用するかもしれないんですが・・、一般的には・・「真宗系」とか、西讃ならば・・「お西さん」とかというほうがいいかなぁと思ったりします。 東讃では・・・そのような言葉は・・使われておらんです。お年寄りがたまにそのような言葉も使いますが・・「真宗」で通用しますね。 間違いではないんですが・・その範囲があやふやなものなので・・・。 「浄土真宗」と名乗っているのは・・「本願寺派:西本願寺」さんだけです。あとの真宗九派は「真宗」です。「真宗高田派・仏光寺派・興正派・出雲路派・三門徒派・大谷派・木辺派・誠照派・山元派」・・。 ま、ひとくくりに・・「一向」と言われると・・・ちと、おかしいかなぁというのが・・感想です。 教養講座としてのおはなしでした・・。m(_ _)m。じゃぁ。http://wpedia.goo.ne.jp/wiki/%E4%B8%80%E5%90%91%E5%AE%97/?from=websearch

  2. しわく より:

    まほろばさん、お教えいただきありがとうございます。言葉の使い方に配慮が足らずスミマセンです。仕事の便宜上、石の板を霊標と呼ぶのは亡くなった方のお名前を戒名、法名板と呼ぶのは、お亡くなりになった方のお名前を法名と称して、区別していますが、ひとくくりにしてすいません。(お辞儀)まほろばさん、また気がついたことあれば、書きこんでください。色々教えていただけて、たすかります。

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