冬の味覚

11月の声を聞くと、殻付きの牡蠣を送る段取りをします。例年お贈りするところには「不在の日」を、初めてお贈りする方には「牡蠣が食べられるか?」を必ず確認します。その訳は、

以前、先様の留守を知らずに牡蠣を送ったことがあるのです。宅配を頼んだ業者さんから「どうしましょうか?」との問い合わせがあり、こちらから先様に連絡しても連絡が取れない。『もう一度届けて留守の場合は返送』と宅配業者にお願いしようと決めたときに、先様から「ありがとう」の電話がありました。これも数年前の話です。お礼のお電話をいただいたとき、『牡蠣ありがとう。でも数年前に当たってから、牡蠣食べ無いのよ・・・』『贈ります』と、先にお伝えすることが、恩着せがましい気がしていたのですが、この経験から、生ものをお贈りする時は、必ず確認させていただくことにしています。経験とは、誠に有難いものです。

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