チルソクの夏

今日は7月9日。すっかり、7月7日の七夕を忘れておりました。町のそこかしこには、笹飾りがあったのに、七夕を忘れるとは、子どもが大きくなって、笹飾りをしなくなったからかな・・・。七夕は過ぎましたが、七夕に書こうと思っていた『チルソクの夏』という映画のお話を遅ればせながら書きます。それは、韓国で日本語の歌を歌う事が禁止されていた時代。近くて遠い国、韓国と下関と韓国釜山の高校生のお話です。この話は、モデルになった方がいると聞いています。

この映画は、日韓の友好年の時に、多くのところで上映されたので、観た方や題名をご存知の方はいると思いますが、七夕の一年一回の出逢いを連想させる物語です。携帯電話もメールも無かった時代。韓国が近くて遠い国であった時代。日本の女子高校生と韓国の男子高校生が交わした約束。1977頃の日本人の韓国人に対する認識。韓国人の日本人に対する認識。よく描かれていると思います。4年前に『冬のソナタ』から始まった韓流と呼ばれる一連の韓国ブーム。この映画の画いている1977年ごろ、日本で韓国ブームがおこると、誰も想像し得なかったと思います。このブーム良いかどうか、私には分かりません。でも、今のように韓国が日本でスポットライトを浴びなかった時代から、草の根で日韓の交流はあったと、教えてくれる映画です。いい映画です。機会があればご覧になってください。下関では今年も、7月7日に上映会があったようです。来年もあると良いですね。映画を詳しく知りたい方はここを押してください。それから、『チルソク』は韓国語で『たなばた』の意味です。

コメント

  1. しわく より:

    「ブログを呼んでいただけてるなぁ~」と、分かり励みになります。(お辞儀)

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