お骨て、大事なんです!その2

この仕事をしていると、お骨の大切さは分かっているつもりですが、ご先祖様のお骨だから、簡単に移動出来ると思っている方が非常に多いのに驚いてしまいます。ここにお越しの皆さまが、思っておいで以上にお骨は大切であり、お骨の取り扱いは区市町村の墓地、寺院管理の墓地、地域の人の共有墓地等によって、多少の違いはあれ、証明書類の提出を求められます。

新仏さまの場合は、お亡くなりになった方の『埋火葬許可書』を管理先に提出して、何時納骨するかを伝えればOKという市町村が、多いように感じます。が、A町からB市にお骨を移転するなどのケースの場合は、お墓の管理団体により、提出を求められる書類は違うのですが、『埋蔵証明書』、『改葬許可書』は概ね必要だと思います。『埋蔵証明書』は発行しない管理先もありますから、その旨、お骨の新たな受け入れ先に『改葬許可書』だけで受け入れてもらえるか、聴いておかれる事をお勧めします。それから、この書類を申請する人が、亡くなった方の直系である事を証明する事が必要になりますので、『戸籍謄本を提出』して下さいと言われる場合がありますから、確認していた方がいいと思います。それから、古すぎて分からない等の、例外はあるのですが、基本的に、『埋蔵証明書』、『改葬許可書』はお骨一つに付き、各一枚づつ必要です。このように、いくつかの手続きをふむ事で、お骨の大切さをお施主さまが実感するように見受けられます。

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