夢のある家電製品

洗剤による手荒れが、かわいそうと思ったのか?食事後の『お父さんも、食器洗うの手伝って!!!』攻勢に、旦那さんが負けたのか?(笑)何年か前に食器洗い乾燥機をプレゼントされたのですが、1ヶ月前から微妙に調子が悪くて、昨日メーカーの方に修理していただきました。食洗器のどこが悪いかの説明され、修理完了後、メーカーさん『奥さん、かなり年代物の電子レンジ使ってますね。                   この時代の電化製品丈夫なんですよね』しわく    『そうなの、私の嫁入り道具なの。                   思い出いっぱい詰まってるのよ・・・』メーカーさん『節目節目に、買った物って、壊れないと換えれませよね。』                               と、話が弾みだした。

しわく    『あなたは、修理部門が専門なんですかぁ~?』メーカーさん『そうです。学生の頃から、色んな物直したりしてました。』しわく    『洗濯機の横にハンドルがついた手動洗濯物絞り器                            有ったの知ってる?』メーカーさん『知ってます!家にも有りました。』その後、ゴブラン織りのテレビを観ない時には、ブラウン管の前に垂らしておく布の話や、真空管のラジオの話とか、大きなアンプのステレオの話とかになり、私より随分若いメーカーさんが、昭和30年代の話についてこれるので、少し驚きました。最後には、外がまと内がまの間に水を入れる電気炊飯器の話をしたのですが、流石にそれは知らなくて、『それは、知りませんねぇ~!』と驚いていました。しわく    『昔は、家電製品に夢があったよね。         TVとか、冷蔵庫とか、電気製品が増えるたびに、                 家がリッチになった気がして、嬉しかったなぁ~。』メーカーさん『そうですよね。届くのが待ち遠しくて、ワクワクしてました。』しわく    『いつかまた、大人も子どもも届くのを待ち焦がれるような                        夢のある電化製品作ってくださいよ。』時代は進んで行くの物だから、昔に戻ろうとか、戻りたいとかは、考えはしませんが、お金を出せば誰でも何でも物が買える事と引き換えに、ここ40~50年の間日本人が知らず知らずに手放した大切なものに、この頃気がつき始めました。この大切なもの、次の世代にキチンと伝える事努力をしなければと、思います。

コメント

  1. まほろば より:

     ・・・。いい修理屋さんやね・・。そういう人と話してれば楽しいですよ・・・。 「パソコンね・・・五年間保証ですけど、半額は自己負担なんですよ・・。おって連絡しますからね・・・」なんぞといわれるとガチーンと来る。 5年間保証ならば・・・なんでもかんでも五年間保証しなくては・・・。 それとも・・・美人は得なのかなぁ~・・・(笑い)

  2. kiki より:

    まほろばさんの「3丁目の夕日」にも、拍手したいです~~こういうお話を、きくと、心が、ぬくうなりますね。。。わたしなど、つい先日反対のことが、あり、かっかしながら、それを、ブログに、書いたところ...やはり、しわくさんの人柄で、集まる人が、みなこころ、やさしい、ぬくい人ばかりやね!つい、この間<と、私は思っている>よそんちより遅れること?年で、電子レンジが、届いたときは、子供たちが、目を、輝かせて、取り付ける、電気屋さんを、取り囲んでました~~「コンピューターや!~~」と、いいながら...ホントに、アノ頃は、なんだか、そういうことにも、わくわくしたものですが...

  3. しわく より:

    まほろばさん、そ~なんです。メーカーさんとお話している時、私の頭の中は『続・続3丁目の夕日』が出来そうな、その当時の映像が流れておりました。おそらくメーカーさんの頭の中にも、同じような情景が流れていたと思います。しかし、初めてあった人でも、似かよった思い出があると、お互いの中に、暖かいものが流れるんですね。

  4. しわく より:

    KiKiさん、はい、気持ちが温かくなります。それから、長い事使わないので、いつの間にか忘れていた讃岐ことばを、先日思い出しました。来年、娘が成人式なのですが、その時に使うのにピッタリの『おせ』という、讃岐ことば。成人式に『あんたも、おせ(おとな)になったなぁ~』と言っても、娘は分からない・・・と思います。これって、親の責任ですよね。共通語は、皆理解できて便利だけど、香川の方言が忘れられていくのは、寂しい・・・・です。

  5. しわく より:

    日常の何気ない出来事に、拍手いただき有難うございます。

  6. kiki より:

    あ、、「おせ」、、、懐かしい言葉です~~忘れていました~~そうです、そうです、、、しっかりしてきた子供のこと「おせげに、なって...」とか、いうてましたね。しわくさんのおこさんも、この言葉は、わからない?テレビとかの影響で、だんだん方言が、薄れてゆくのかな?そういう、我が家も、子等は、どちらかと言うと、関西弁<生まれ、育ったところだから…>私も、もうどこの言葉か、わからんような、言葉使ってます~デモ、この地の人には、「あれっ?関西人?」と、直ぐ聞かれます。讃岐も、関西圏?笑転勤族の、悲しさでしょうか?

  7. しわく より:

    >テレビとかの影響で、だんだん方言が、薄れてゆくのかな?KiKiさん、そのような気がします。この風潮、『どげんかせないかん!』と、思うんですけど・・・。廃れゆくものの中にも、残すべきものが、たくさんあるように思います。

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