地元から観た、映画『UDON』 その2

映画は、瀬戸大橋が映り初めた頃から、あっ!ここは坂出のどこそこや。ここは、宮池の松井製麺所のあるとこや!○○のうどんやや!おばちゃん、今日は化粧してる!とか、あまりに知ったところが映るので、映画の内容より、あぁ~、ここでもロケしたんやなぁ~と、思うことが多すぎて、ストーリーどころではありませんでした(爆)自分の生活テリトリーがロケ地になった人が感じる違和感とか、馴染みの景色に、映像になると実際よりキレイに見えるとか、あの位置からあそこが見える訳ないとか、ロケ地の住人の視点で観ていたのだと思います。

個人的な感想を言うと、キャプテンUDONのシーンは必要なかったのでは?と思います。俳優さんのさぬき弁でいちばんさぬき弁らしく聞こえたのは、トータス松本さんでした。それから、ウンナンの南原さんは、うどんを、咬まずに飲み込む食べ方で食べていたのやはりさぬきの子やなぁ~と、思いました。そして、行き過ぎたうどんブームが、香川にとって良かったのかどうか?と常日ごろ感じることを、私以外に思っている人もいるんだぁ!と後半の二つのシーンから感じました。そのシーンと言うのは、TJsanykiの編集者3人が『ここのうどん、おとこ麺でもっと太くて・・・』と言うシーンと、松本明子扮する、地元の人が道端に捨てられた空き缶だのゴミだの拾うシーンです。うどんがブームになって、良かったことも多かったのだとは思いますが、無くした物も多いのです。近所に迷惑かけるからと、お店を閉めたところも本当の話だし、麺が細くなり触感が違ってきた店と言うのも本当だし、これって、笑えない話しですよね・・・・。ただ、元広さんが香川出身なので、うどんに対する愛情とか、故郷に対しての思いなどは、十二分に感じることが出来ました。さて、県あげてさぬきうどんブームの再来を狙っているようですが、どうなりますことやら?

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