モニュメント

変換 ~ 写真 011木の門柱の上に自然石を置きたいというご希望を叶えるべく、昨年の12月から、石を捜していたのですが、ようよう完成の運びとなりました。(嬉)

↑は、お施主様のお家の表門です。この写真では分かりにくいと思いますが、木の柱の上に置かれているのは伊達冠石(だてかんむりいし)という名前を持つ安山岩です。ご依頼いただいた当初は、これといったデザインも、どういう石を使うかなど、何にも浮かばず、頭を悩ませていましたが、今年の初め、ある方に「こんな石あるでぇ~」と教えていただき、この石と出会いました。伊達冠石は筒状だったり球状だったりと、色々あるようですが今回は、表面に赤土が粘着した玉状の石を使いました。この石、磨くと灰黒色に輝き表面に微妙な紋様が現れるので、みかげ石しか見たことの無い私はビックリでしたが、お施主様のお家の木の塀の色と、この石の外側に着いた赤土の色とが合うのではと思い、玉石を切削し、その面を磨きました。変換 ~ 写真 008↑は、裏門の門柱の上に据えた伊達冠石です。玉石を半分に切り、中心を掘り、掘った部分だけ磨きました。変換 ~ 写真 013それで、裏門は↑のようになりました。同じデザインでは「おもしろうないわなぁ~」ということで、表門には、玉石を十字に切削し、切削した面を磨き、一番初めの写真のようになったわけです。本当に自然て摩訶不思議です。年の初めにこういお仕事させていただけるということは、今年は、私の知らない不思議な石に出会えるってことかなぁ~?なんか、ワクワクします。半世紀以上生きてると、初めてのことが少なくなってると思っていたけど、それは大きな思い違いだと、気がつきました。自然の恵み、自然の魅力って計り知れない!しわくせきざいHP

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