うちが、産地証明を出す訳

昨日19日、ネットを見たお施主様が、お店に訪ねてきてくださったそうです。昨日と今日、またセミナーに行っていたので、お施主様と私はお会いしてないのですが、HPを見て訪ねておいでになってくださったのが嬉しかったです。なので、お会いできなかったことが、とっても、とっても、残念でした。話し変わって、うちは新しくお墓を建てる場合はもちろん、リフォームやリノベーションでも原石を新たにご用意するとき、国産の原石には『産地証明』、輸入材には『輸入証明』をお施主様に必ずお渡しします。この理由は以前ブログに書いたかもしれませんが、『お墓は、100年以上持つのものだから』と言うことが、頭の中にあるからです。

お墓は、外に建っているものなので、時には予測不可能なことがおこります。たとえば、災害でお墓の一部が壊れてしまったとか、大風で鉄板が飛んできてお墓の一部が壊れてしまったとか、一見、そんなこと本当にあるの?と思われるかもしれませんが、この2点は実際うちがお墓の修理を頼まれた理由です。もちろん、うちでお墓を建ててくださったお施主様のお墓の石の銘柄は、資料があるので、私にもどこどこの石だと、すぐに分かりますが、ご縁あって、よそ様でお墓を建てたお施主様からご依頼いただけた場合は、主人が石を見極めて、同じ銘柄の石をご用意します。ですが、もしお施主様の手元に、お墓の石の銘柄、採掘元が分かるものがあれば、大層ありがたいです。また、長い年月経ったとき、うちの建てたお墓のどこかが壊れたとなって、お施主様から、うちに修理をご依頼いただければ本当に嬉しいのですが、よその石材店さんに、修理を頼まれる場合もあるかと思います。そんな時、石の銘柄や採掘元が分かれば、そのお店もずいぶん助かるだろうし、お施主様もすでに建っているお墓の石と調和のとれた新しい石を用意してもらえて喜んでもらえるのではないかと思うのです。もちろん、100年いえそれ以上の年月、何事も無くお墓がお墓としてのお役目を果たしてくれればいいのですが、先にも書きましたが、長い年月には予想不可能なこと起き、お墓のどこかのパーツが壊れてしまうことも想定しておかねばと、ある時、気がついたのです。と言う訳で『産地証明』『輸入証明』お施主様にお渡しするようになりました。昨今、いろいろな物を偽装しているニュースを聞きますが、うちが原石の銘柄をウソついてませんと証明するためだけに、『産地証明』『輸入証明』をつけているのではない事を、ちょっとお知らせしたくて、長々と書きました。(お辞儀)塩飽石材HP

コメント

  1. breeze より:

    SECRET: 0PASS: 159937544c105fa90e89714e6d698368[絵文字:v-22]こんにちは。セミナーでご一緒させて頂いた、寄せ植えのネットショップ開設を目指している者です。こちらの丁寧なHPで、お仕事も丁寧に誇りを持ってされているのがよく伝わります。セミナーはあと1回ですが、これからも末長くお付き合いくださいね。よろしくお願いします。ぺこり。

  2. しわく より:

    breeze さん、わざわざお越しいただき、感謝です。それから、過分なお褒めのことばありがとうございます。励みになります。あと1回のセミナー、私は午前中の参加のみとなりますが、今回のセミナーは女性塾と言うことで、休憩時間のおしゃべりでたくさんの方と、お知り合いになれて嬉しいです。

  3. しわく より:

    拍手感謝です。>100年いえそれ以上の年月お墓として、役に立っているお墓身近にいっぱいあるので、お盆のお墓参りの時、ちょっとだけ気にして見てみて下さい。

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