和尚さんのお話

昨日、『喝破道場(かっぱどうじょう)』の野田大燈(のだ だいとう)和尚さまのお話をお伺いしてきました。この方は、曹洞宗報四恩精舎の和尚さんで、高松の下笠居地区のご出身だそうです。私の記憶が正しければ、下笠居といえば、タレントのなんちゃんの出身の地域だったと思います。野田さんは、禅宗の和尚さんなので、平常心を保つ方法として、座禅の作法のご指導もありましたが、お話の中で、ここまで来てるの!?という、驚いたお話がありました。

野田和尚さんがおっしゃるには、「都会では、若い人が自分の家の宗教を知ら無いケースが増えていて、 自分の親が亡くなって、宗教が分からないので、 葬儀社の人に、相談してとりあえず、浄土真宗で お葬式しましょうとなり、お葬式の手はずを整えますでしょ。 そうすると、田舎から出てきたご親戚が『うちは日蓮宗だ』と なり、慌てて日蓮宗の様式に変えた・・・」これって、笑い話で無く、実際に増えつつあるお話だそうです。 流石に、こちらではこういうお話は、まだ聞いたことがありませんが、何年後かには、田舎でもそうなってくるのでしょうか・・・・。うちでもお施主様に、お墓に彫るご家紋をお伺いすると「分からないので、本家に聞いてみます」とか「知りませんが、捜してみます」と言う、お話になるケースが増えています。家紋を知る手立てに「家紋入りの提灯、男物の紋付ありませんか?」とお伺いするのですが、「提灯も紋付もありませんので、いろいろ調べてみます」とお施主様がおっしゃり、日にちをおいてお尋ねすると、男のお子さんのお宮参りの時の着物を見て、家紋が分かったというケースもありました。日本の家庭から、家紋は消えていっているのかもしれません。だからこそ、お墓のどこかに、何代も受け継いできた家紋を刻むことが、ますます、必要な時代になってるのかもしれません。

コメント

  1. まほろば より:

     高松市内でも新しい家族が住んでいるもので・・・、旦那さんが亡くなっても・・・奥さんは・・・宗派を知らない・・・。親戚に聞いてもわからない・・・。それで・・・葬儀屋さんにお願いして・・・適当にお葬儀をあげて・・・、その宗派になってしまって・・・、あとで問題になったとか・・・、それでなんとなく・・・すんだとか・・・。あいまいになってきているのは事実ですね。 家紋・・・というのも・・・新しい家族のお墓・・・洋式では入れないでしょ。お墓の洋式も葬儀のスタイルも変化してきてるんだなぁ・・というのは・・・わかりますね。

  2. しわく より:

    まほろばさん、こんにちは。さぬきも、こういう事あるんですね。うぅ~~~ん、コメント不能です・・・。それから、ご家紋は、洋墓にお入れすることあります。昔は、洋墓をクリスチャンの方がお求めでしたが、昨今は、宗教には関係無く洋墓や、和洋折衷のお墓とか、デザイン墓をお求めの方が増えつつあります。そういう方は、ご家紋をお墓のどこかに刻むことを、希望なさいます。価値観が多様化してるからなのでしょうか?物事のとらえ方のハードルが低くなり、モラルが守られなくなっているように思います。またの機会にお話しますが、とんでもない話に、出くわすことが多くなりました。

  3. mほろば より:

     ・・・。家紋ですが・・・。提灯とか紋付・・・ったて・・・我が家にもないですよ・・。そういうのが失われているんは事実・・・。 お葬式のときに・・・まず・・・聞かれます・・・。でも・・・なんとか・・・形になるのでしょうか。親戚とか・・・なんだかで・・・。お葬儀には・・・各所で・・・家紋が使われますね・・・。それが・・・お墓にも受け継がれるのかなぁ・・・と。 でも・・・核家族化してゆくと・・・家紋とかも・・・薄れてゆくのかなぁと思いますよ・・・。

  4. しわく より:

    やはり、家紋は、薄れゆく文化なのでしょうね。一般になじみが無くても、家紋は、日本が世界に誇っていい、優れた芸術作品だと思います。紋帖に載って無い、代々その家伝わってきた家紋もあり、それを後世に伝えられない事も、これからは有るのか?と考えると、残念で仕方ありません・・・・・。皆さんも、図書館などで、紋帖をご覧になってください。まずおびただしい数の、紋の種類に驚かれることとおもいます。そして、一つ一つの凝縮された美の世界を、ご堪能下さい。

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