べーゼンドルファーのピアノ

この連休の間に、べーゼンドルファー社のピアノのお披露目のクラッシクコンサートにご招待いただきました。音楽や楽器に詳しいわけではありませんが、以前スタインウェイ社のピアノの音色は何度か耳にしたことがありましたが、べーゼンドルファー社のピアノは初めて聴くので、どんな音色か、興味がありました。最初の演奏曲を終えて、演奏者の方が「このピアノは今から92年前の1914年7月30日に完成と手書きで記されており、この日付は第一次世界大戦開始の前日なのです」と、お話されたのですが、二度にわたる戦火を越えて、しかも東洋の端の日本のものすご~い田舎の丸亀にどういうご縁があって来たのか非常に不思議なものを感じてしまいました。このピアノの音色を聞いた、うちで只一人ピアノをならったことのある娘が「良いピアノだから、下手な私が弾いても それなりに聞ける良い音だしてくれそう・・・」と言っていました。柔らかく、一つ一つの音を包み込むようなべーゼンドルファー社のピアノの音色は、たくさんの弾き手に出合うことで、ますます魅力的になっていくのではないか?と思わせるやさしい音色でした。

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