国産材と外材

今日で3月も終わりです。ここ2~3日、かなり冷え込んでいます。この寒さで桜の開花が、遅れそうです。先日”小屋棒”のことを書いたのですが、G623という中国材で作った物と国産の青木石のさび石で作った物が今、事務所の外に飾ってあります。この二つ、同じ日に同じように飾ったのに、半月以上経って、石の表情に変化が出てきました。どういう訳か?国産材の方が、赤色の発色が良いのです。決して、中国の石が悪いと言うわけでは無いのです。思い当たることは、地元の気候風土が地元で採れた石にはやはり一番合うのかな?と言うことです。つまり、石が持つ本来の性質が、わりと素直に短時間で出てくるようです。晴れの日、曇りの日、雨の日、国産材の”小屋棒”の方が、豊かな表情を見せます。二つの灯ろうを見ていて、気候風土が石にとって、かなり重要なのだと言うことに、気が付きました。

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